演出のとるてぃSZKです。
遡ること半年、演出に立候補したのはほんとに軽い気持ちでした。正直こんなに大変な役職だとは思ってなかった。というか、中学校ぐらいからなんとなーくリーダー的な役職ってぶっちゃけめんどくね? と思ってるような人間でした。この主体性のなさは今でも元気ですが、高校に入って少し変わったのかな。部活にしろ演劇にしろ、とにかく自分の中で夏休みは物凄く楽しいものでした。
そっから台本決めて。オーディションして。こうやって今振り返ってみると、これだけ時間がかけたものがあと3日で終わるって俄かにはまじで信じがたい。来週の今頃には、とか言ってた花火の帰りも、TBIと明日やな! とか言ってた副都心線も、2度と無いのかな。泣けてきますね。
閑話休題。今リビングからこんな会話が聞こえてきました。
母「授業中に眠くなったら積分って何」
父「積分すると眠くなくなるんじゃね」
母「……わからん」
まあ誰がどう見ても頭おかしいのは分かっています。もし演出と主演が喧嘩していたら原因は積分です。
夏休みは本当に一瞬でした。本当に20回も練習があったのかと思うほど短くて。塾と学校の往復なのも疲れます。この夏休み、本当に何も予定がなかった日は数えるほどです。附高が4年生高校と揶揄される理由も分かった気がします。ついさっきスタディプラスを見てみたら、6時間の軸すら消えていて少しショックでした(伝われ) でも、それは一生に一度の辛夷祭に全力になれた証拠なのでしょう。自戒を込めてスクショしておきました。
我々の台本は、現代劇です。難易度の高さには何度もはじき返されてきました。「何となく声出して」「それっぽく」「適当に」やっても全然上手くいかないんです。苦労したシーンは数えきれないほどあります。むしろ始めから上手くいったシーンは皆無です。全員が、それぞれの場面にそれぞれの思いを込めてこの半年間練習、準備を重ねてきました。G組の集大成をぜひご覧ください。第1体育館でお待ちしています。
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