こんにちは
照明チーフのMichealです。
今回のクラス演劇で私は結果チーフを任せていただいていますが、照明の仕事について知らないことばかりだったため、はじめはとても緊張していました。しかし、何とか演劇の照明プランを考え終え、現在公演開始まであと4日というところまで来られたことにひとまずほっとしています。
ここでは、私が照明の仕事を担当している中で、感じたことを書いていこうと思います。
まず、簡単に照明チームの仕事について説明をします。公演中照明では、主に舞台横のライトと客席後方にあるライトを使用します。そしてこれらの全てのライトの電源のON/OFFや供給する電力量の調節は調光卓という機械1か所で行います。(写真)使用するすべての機具のコードをこの調光卓に接続し、一つずつ電源や光量を管理します。なので、調光卓担当は演劇の流れを把握していなければ、照明の変化をスムーズに行えません。また、本番中にはこの調光卓担当と、各機材の近くに控えて光が当たる位置を調節する人がいます。照明をスムーズに行うために最も大切だと思うことは、それぞれの機材の近くに控えている人と調光卓を操作する人の連携です。しかし、調光卓と各機材の場所は離れていて直接話すことはできませんし、本番中は舞台以外は暗いので顔を見ることも難しくなります。さらに実は照明は、実際に機材を使って練習できる回数がとても少ないのです。。そのため、現在はキャスト練習を見学してひたすらイメージトレーニングを繰り返しています。本番でミスをしないか今からとても緊張しています。
G組の演劇には、様々な役が登場し、それぞれが異なる立場でかかわっています。この人物たちの心情や特徴的な場面が印象に残るように、照明でも工夫をしています。
照明の役割はあくまでも、キャストの演技の魅力を最大限に届けることです。私たちは、これを念頭に置き照明プランを考え練習してきました。G組の演劇を見てくださった皆さんが、キャスト陣の渾身の演技に違和感なく集中し、劇に感動してくださったら、何より嬉しく思います。
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